インデックス投資ブログ

NASDAQ100とS&P500の投資信託を購入して、原則売らない長期投資をしています。

日本株の商品を買わない理由(米国株との長期的な比較)

日経平均が4万円を突破しましたが、まだ日本株投資信託を購入していない状況です。

今回は、なぜ日本株の商品を購入していないかを述べていこうと思います。

目次

  1. 注意事項
  2. 購入しない理由
  3. 過去の収益率の比較
  4. 今後の日経平均について
  5. 私の投資方針
  6. チャールズ・エリス氏の言葉

1. 注意事項

  • 日経平均のデータは円ベースです。
  • NASDAQ100とS&P500はドルベースです。
  • 今後の運用成果を保証するものではありません。

2. 購入しない理由

過去の収益を長期で比較すると、米国株の指数のほうが優れているためです。

今後も同じことが起きるとは思いませんが、過去のデータを重視している状況です。

3. 過去の収益率の比較

過去10年単位のトータルリターンは以下の通りです。

指数 過去10年 過去20年 過去30年
NAS100 407.76% 1169.40% 4678.53%
S&P500 180.66% 366.61% 1080.67%
日経平均 172.27% 244.59% 111.23%

※ 2024年3月末~1994年3月末のデータ
Microsoft Start終値を参照

4. 今後の日経平均について

以下の表は、日経平均が2倍から4倍になった場合の数値です。

日経平均 収益率
4万→8万 2倍 100%
4万→12万 3倍 200%
4万→16万 4倍 300%

日経平均は過去20年間で約3.4倍になりました。

日本株の商品を買うとしたら、こういった数値を見てからでも良いのかなと考えています。

5. 私の投資方針

私は商品を買ったら原則売らない投資をしています。そのため、長期的に右肩上がりになっていくNASDAQ100とS&P500の商品を購入しています。

また、日本株の商品を買う時が来ても、米国株も買い続けると思います。

6. チャールズ・エリス氏の言葉

最後に、チャールズ・エリス氏の言葉を紹介させて頂きます。

イギリス人はイギリス株に、カナダ人はカナダ株に、日本人は日本株というように、ほとんどの国で、ポートフォリオの大部分を自国証券に投資するという、ホームバイアスが見られる。

こういった傾向は、アメリカ以外だとリスクが高いようです。

もしあなたの国がアメリカのように経済規模が大きく、複雑で、またその通貨がドルのように世界中に流通していない限り、これはかなりリスクが高い。

※ 引用元:『敗者のゲーム』第7章インデックス投資の強み

参考文献